写真展示は平面だけど立体でもあるということ

吉祥寺での展示もあっという間に折り返しまして、あと残りも2日となりました。

吉祥括如「五月雨展」
5月3日〜8日 12:00〜18:00(最終日17:00)
https://www.facebook.com/events/2131157257170951
※リンク、facebookのリンクで恐縮です。

今回の自分の展示で、自分として(結果的に行き着いた)展示ポイントにも触れておきたいと思います。

「斜め方向だからこその立体感」そして「光で重力を反転させる」
と、いうのが今回の見所です。

基本的に写真を額装して展示する場合、光を正面あるいは斜め方向からあてるものですが、これは作品そのものを照らす、ということの役割の他に光源をフォローする(光の方向性をより意識させる)ということがあると思います。詳しくはまた別の機会にでも書けたらと。

それで、
それでですよ。
今回の展示のB0の大きい方は、ペラっとしたプリントを吊り下げる形でして、あえて後ろの空間を空けているんですね。

今回はテーマが「五月雨」ということで、五月雨って5月とか梅雨に向かっていくイメージで個人的にはシトシトとした印象だったのですが、実際にはもうちょっと激しい感じらしいのです。そういう点もあってDMのビジュアルはそんな感じになっていたりもします。

なので、バタバターっと降り落ちてくる雨が地面にあたって飛沫をあげている感じを出したいなと思って作ったのが今回の画像でして、それをさらに効果的にみせるとしたら、下から立ち上ってくる演出をできたらなお良いハズ。

まして今回は透過性の高いフィルムにプリントしているので、後ろからあてたらカッコイイだろう、と。

もちろん上下から光があたるようにしてもいいのですが、上からも下からも正面からの照射だと、凹っぽくなるというか、もっと↗斜め上に立ち上ってく方がいいなと思い、後ろにライトを置く感じにしてみているのです。すると、「裏の斜め下から」「表の斜め上から」ということで、中心に向かってクロスするような感じで並行的にすれ違う光のラインで流れが作れる、みたいなイメージです(上下共に正面からだと中心が盆地状になるとも言えます)

反射としてのライトというより、プリントそのものが光っていることでより浮き上がってる感じが出せると思います。アニメ的なアレで魔法陣から立ち上ってくる系の光の柱とかそういうイメージでもOKです(笑

ということで今回のライティングになっています。

インスタレーションになり過ぎてしまうのも、写真作品の展示としてどうなのか、という懸念もありますが、今回は一番見せ場としてのポジションもいただいていますし「アート展」ということでさまざまなジャンルの作家さんたちと一緒なので、ここはアクセル踏むべきところであろうと、そういうことを踏まえて展示プランを考えてみられるのは楽しくも、そして実験的で良い経験になりますね。

吉祥寺写真教室での7講目以降は展示を目標にしていく形になるので、そのへんの本多のさまざまな知見もシェアしながら作っていける機会にできたらと思っています。

吉祥括如「五月雨展」本多在廊日
5月3日・4日・5日、8日。
6,7日は当番には入っていないので、近隣を徘徊しつつ時折覗いたりします。お呼び出しいただければ、すぐに行きます。

6月10日植物公園で季節の写真撮影会!レクチャー&実践

公園撮影レクチャーを梅雨入り直前の神代植物公園で開催します!
季節柄、そこそこの雨だったらむしろそれもラッキーかも?

風景や花・植物おいて光の考え方や撮り方、お子さんなどご家族のスナップとしての撮影方法のレクチャーをさせていただきつつ、参加者のご希望にも添いつつ撮影実習にもなるようにしてみたいと思います(お題をださせていただいてそれを撮影する時間など)

詳しくはこちらから!
http://kittsha.com/2018/05/378

6月から平日夜クラスを始めます!

レクチャー&講評6回+撮影実習会2回の全8回になりました。
日程など詳しくはこちらから!
http://kittsha.com/admission